・気に入った点
多重人格という悲しき存在・・・。
雪の様に一瞬だけど鮮烈に桜井の心に傷を残して逝きましたね・・・。
てっきりトワがセツナとは全く関係無い人物なENDもあるかと思ってましたががっつり関わってましたね。
タイトル通り今いるトワのニセモノでしか無いセツナと桜井がどう向き合うかに焦点が置かれた作品でした。
きちんと向き合い居なくなってしまった彼女をそれでも愛し続ける決断をするのが彼の人生では正しい選択なのかもしれませんね。
それから目を逸らしてトワと付き合ってもセツナと何処かを比べて別れてしまいそうですし。
2人にとっては辛い決断だけどこれで互いにセツナという楔から解放された人生を歩める様に・・・なればいいなあ。
どちらかと言うとトワと永遠を歩みたいぜ
しかしセツナ・・・お前、ずるいぜ!短い期間しかこの世に居られないと分かっていながら散々呪いを残して消えるなんてよ!
どう足掻いても最後には消える定めなら全力で愛を伝えれば良かったのに全て消してしまうなんて辛過ぎるぜ。
消える最後に桜井に打ち明けなかったのは思い出して欲しくなかった優しさだったのかもしれないぜ。
だけど消えたセツナをすぐ忘れられる程非情な奴じゃ無いのは分かってた筈だぜ。
迷惑をかけたく無い優しい子だったのは分かるけど互いに迷惑を掛け合っても許し合えるのが恋人なんだから思いっきり我儘になるべきだったぜ。
人の人生は刹那の様に過ぎるけど想いは永久に残るんだぜ。だけどこれじゃ呪いだぜ!
また頭が故障しておる!治れ!治れ!
そして母親に全てを決められて自分の進みたい道が見えなかったトワ。1年間知らない人格に体を操られてるのは割と可哀想だと思った。
頼れる人もストーカー地味ている桜井しか居ないみたいだしエンディング次第では死ぬか存在しない自分の為に別れる選択をするかと何気に不憫な彼女。でもそういう所は自分は好きになったかな。
ストーリー的には寧ろセツナのニセモノ扱いだったトワ。彼女には新しい人生を過去に縛られず生きてほしいと思った。
・エンディング
自失ENDはトワに掴みかかり逮捕されるエンディング。
成人男性が強い口調で掴みかかって来たらそりゃ逮捕されるよ。
この世界の秋文はDVとかしてそう。
後悔ENDは軽蔑された後二度と会えないエンディング。
鎖骨に触っていいのは彼氏と指圧師と医者と家族だけだぜ。
好感度0のセクハラで逮捕されなかったのは奇跡。
キミに会いたいENDはトワからセツナを作り出そうとするエンディング。
ショック療法、効果があるかもしれないな。
オラ!鈍器ビンタでセツナ復活!
キミに恋をするENDはトワと付き合うエンディング。
正直こっちの方がハッピーでトゥルーだと思った。
過去を想うより今を生きる方が大事だと自分は考えてるから。
キミのニセモノに恋をするENDはセツナの事を想い2人が別れるエンディング。
えっ、これがTRUEENDなんですか・・・?
2人には前向きに生きてほしい。