フリーゲーム感想その200 「彼女系生命進化論パーフェクト☆ガール」
ゲーム紹介
< ヒロインに、ありがとう――― >
主人公は幼馴染・後輩・先輩と日常を過ごしていた。
いつもと変わらない日常。
……本当に?
現実のあなたは本当に立派な主人公なの?(引用)
ふりーむ様
彼女系生命進化論パーフェクト☆ガール:無料ゲーム配信中! [ふりーむ!]
booth様
【DL】彼女系生命進化論パーフェクト☆ガール - sowchild通販 - BOOTH
プレイ時間
約30分
対象年齢
PG12
キーワード
ノベル・短編・恋愛・SF・ホラー・メタフィクション
特徴
・sowchildさんのノベルゲーム
・ヒロインを選ぶゲーム
・エンディング数は1つ
感想
・ストーリー
主人公はいつものように幼馴染と登校する。
幼馴染や後輩、先輩といつもの日常を楽しむのだった。
・・・ところで彼女達はなんて名前だっけ?
・システム
◯Light.vnを使ったノベルゲーム。
◯選択肢を選び彼女達を使い潰していくシステム。
◯どの選択肢を選んでもエンディングは1つ。
◯クリアした後はおわり。
・気に入った点
◯鮮烈なゲーム体験が出来る恋愛ゲーム。素敵なヒロインを作り上げよう。
ここからネタバレあり
↓ここから反転
・気に入った点
映画みたいな作品でしたね。
この作品もドキドキ文芸部やrain[sky]みたいなメタ系恋愛ゲームなのかな?って思いながらプレイしたら予測不可能な展開に驚いたぞ。
単に恋愛ゲームを消費しているプレイヤーに向けた露悪的な作品にならずそこから成長を描いているのが気に入った。
逃げた先にだって勇気を与えてくれる何かはいるのだと背中を押してくれる良いゲームだ。
一度プレイしたらもう出来ないのもいいね。彼らの人生に2度目は無いのだ。
1週目の展開でヒロインが現実でも使い潰されてるんだろうなあとは予想出来たけど話しかけているのがプレイヤーでは無いのは予想外だった。
パーフェクトガール計画は知的生命体が滅びる前にこの世界を高次元世界のゲーム化して生き残りの可能性を探ったって感じなのかな?
最早論理も確証も無いヤケクソじみた実験に全てを賭ける辺り相当追い詰められていたと考えられる。
このまま実験は失敗に終わるかと思ったが奇跡が起こり主人公もヒロインも僕も救われる最高の流れに。
この実験はクソだったけどそこまでの経験が有ったからこそ自分自身の意思を獲得出来た主人公とそれを知っている傍観者が成長出来たんだなあ。
ただ選択肢に誘導されるのがゲームという存在だけどそこから何かを感じ取るかは本人次第って事かな。
これからは選択肢が無い世界を生きていくんだろうけど3人なら大丈夫だろう。
・プレイ中感想
1週目はよくある恋愛ゲームの王道パターンだけど強制終了から不可解な状況の現実に戻されるのは引き込まれる。
何か選ばなかったヒロインが死んでるんですけどこれは大丈夫なんですかね・・・?幼馴染ちゃんこええよ。
1週目で選んだヒロインだけが生き残るのか2週目はそのヒロインを模した存在しか出てこないのが不気味すぎる。
眼鏡とケモミミなのは開発者の趣味かな?兎に角演出が凝り過ぎてて怖い。
そして選ばれなかったヒロインは死亡。このゲームはAIの蠱毒なのか?
3週目は選んだ苦手な相手とどう付き合っていくかで分類された同じ顔のヒロイン達。更に演出が怖くなってるぜ。
どんどん名前のギリシャ文字が進んでいるのが学習している感ある。
またしても選ばれなかったヒロインは死亡。タイトルに横たわった死体もこっち見てるのブルっちゃうよ・・・。
4週目は選んだヒロインが再び登場。
ついに主人公が自身の選択に悩む時が来たか。現実は選択肢すら出ないからキツいね。
しかしだからといっていきなり現実逃避を誘うのはNG。ヒロインを使い潰すってそう言う意味かよ。
クリア後はゲームみたいな現実に。
文字通りヒロインを使い潰していた事が明らかになってしまう。
しかもここは特に宇宙。いきなりメタ系ゲームからSFになってしまったぞ。
更にヒロインが話しかけていたのは主人公を操っているプレイヤー自身かと思いきや更に間にある高次元存在。これもうわかんねえな。
無限に近い分岐を繰り返しアダムとイヴになる為だけに作り出された存在。
いるかも分からない観測者に向けて放たれた生き人形にされた主人公可哀想だな。
しかしここで遂に主人公が拒否。これは自分の意思なのかすら分からなくても啖呵を切るのはカッコいいぜ。
確かに恋愛ゲームをやるのは最終的にヤる為だけどそこまでの展開が大事なのよね。
ここでヒロインに悲しき過去・・・。知的生命体・・・コイツら糞ッスね。忌憚なき意見ってやつッス。
意味が無いと分かっていてもそれをしてしまうのも人間。主人公は操り人形だったけど確かに人間だった。
そしてそれらを見ていた観測者も勇気を貰い外の世界に旅立つケツイを決める。
好きな作品があるとそれだけで生きる気力を貰えるよね。
もう彼は仮初の世界に逃避してヒロインを消費しなくても立ち上がれるのだ。
その後助かった2人。最後まで足掻いて頑張ったら偶然奇跡が起きただけなんだろう。それが良いんだけど。
主人公とヒロインという役から降りた誰でも無い2人の物語が始まるのだ・・・と思ったら一回破局しとる。それも人らしくて笑ったけど。
何とか繁栄する所までは行ってるから後は過ちを繰り返さないだけだ。