フリーゲーム感想その194 「こたつでごろごろ。」
ゲーム紹介
ごうごう、しんしん。
今日も雪が降る街をのぼって家に帰ります。
寒い風に身を震わせ、白い息を一つつきながら。
彼女の待つ、僕らの家に。
今日も僕と君、二人の家で何を喋ろうか。
二人一緒なら、寂しくなんてないんだ。
ああ、でも。
この雪はいつになったら止むのかなあ。(引用)
ふりーむ様
ノベルゲームコレクション様
こたつでごろごろ。 - 無料ゲーム配信中!スマホ対応 [ノベルゲームコレクション]
プレイ時間
約15分
対象年齢
全年齢
キーワード
ノベル・短編・シリアス・ほのぼの・マルチエンディング・考察
特徴
・ゆきばれいさんのノベルゲーム
・こたつでごろごろするゲーム
・エンディング数は2つ
感想
・ストーリー
叶と八重は暖かい部屋で炬燵を囲む。
しかし吹雪は止みそうにない。
いつになったら春が来るんだろう。
・システム
◯ティラノスクリプトを使ったノベルゲーム。
◯文章を読み進めていくシステム。
◯一つだけ選択肢有り。
◯クリア後に物語の補完となるおまけシナリオが追加される。
・気に入った点
◯寒さが伝わってくる作品だった。一見ほのぼのした2人の日常だが・・・?
ここからネタバレあり
↓ここから反転
・気に入った点
思ったよりもシリアスな話でした。
てっきり核戦争か何かで異常気象になってるのかな?と思いきや精霊の仕業だったとは。
そのせいで生贄にされそうな女の子と何やら人外っぽいお兄さんが逃避行を続けている感じなんですかね。
人を愛しているからこそ安易な生贄を選ばず彼女に教えないまま追われ続ける道を選ぶ保護者の鑑。
最後の選択肢で冬の精霊を探しに行くか自己犠牲の果てに春を呼ぶか変わりますね。
これらや帰り道を見る限り叶の正体は春の精霊なのかな?
完全に冬の精霊の巻き添え喰らってる被害者側なのに人の事しか考えていないとは優しさ溢れすぎ。
八重も流石に叶の正体に勘づいてはいるみたいなのでしっかりと話し合って欲しい。
精霊の力を使ってしまったので長くは無いかも知れませんが春が来ればまだ間に合うかもしれない。
今から2人で冬の精霊殴りに行こうか。
・エンディング
END1は2人で逃避行するエンディング。
END2は叶が居なくなるエンディング。