ゲーム紹介
目指せ芥川賞(引用)
第11回wolf RPGエディターコンテスト様
プレイ時間
約10分
対象年齢
全年齢
キーワード
シュミレーション・短編・ランダム生成・小説・創作
特徴
安泰じゃ
・シブサワ・コウの名を継ぐ者さんのシュミレーションゲーム
・小説を執筆し芥川賞を狙うゲーム
・エンディング数は1つ
感想
暗殺教室かな?
・ストーリー
社会人になり創作についての憧れが強くなった主人公は少しずつ小説を書き始め、遂にプロデビューする事になった。
狙うは新人作家の登竜門、芥川賞。
主人公の挑戦が始まる・・・。
・システム
◯wolf RPGエディターを使ったシュミレーションゲーム。
◯マウスクリックにも対応している。
◯執筆フェーズと買い物フェーズを繰り返していくシステム。間にイベントが入る事も。
◯執筆フェーズでは小説のタイトルと表紙のデザインを決める。
◯タイトルはランダム生成で決められる。背景やレイアウト等は自分で調整可能。
◯単語登録で自分の好きな単語を入力する事も出来る。登録単語生成で入力した文字がタイトルに使われる。
◯6作品まで執筆すると芥川賞の授賞式に。ここまでで芥川賞を取れないとゲームオーバー。
◯最後に執筆した作品の売上と内容が表示される。有名作品のあらすじを捩った内容が必見。ライブラリで確認も可能。
◯買い物フェーズでは背景や文体を買える。
◯フリーモードでは自由に作品を執筆出来る。内容も表示される。
・気に入った点
◯ランダムで生成されるタイトルが面白い。有名な作品のパロディだったりどんな作品なのか見当もつかないカオスな物だったりと笑いながらプレイ出来た。
◯好きな文字を入力出来るので自分好みの作品を作れるのが小説家のシュミレーターらしくて良かった。
・執筆した作品
一作目。今流行りの異世界転生物をdisった物かと思いきや現代物のファンタジー作品。
ごく普通の異世界転生研究家って何だ?
二作目。酒とエクバ2に金を注ぎ込む一般的なエクバプレイヤーが主人公。
果たして彼はガンダムやってるだけなのに仕事で成果を上げられるのか?無理なんだなあ、これが!
三作目。元ネタに合わせて恋愛物になったが恋に発展しそうにもないタイトル。
横格とは何か?理性を捨てた先にある猿としての本能である。
四作目。百円を台パンに変える能力者。
これがノミネートされるこの世界はどうなってるんだ?
五作目。パッと光って咲いた花火を見ていた(意味深)。
確かにトイレを覗いている奴を客観的に見るとホラーそのものである。
トイレを覗かれた友人は何処に消えたのか?先が気になる作品だ。
六作目。奇跡的に内容もゲーム作品になっている。
何で覚醒ゲーやってるのって?何ででしょうね・・・。
ここからネタバレあり
↓ここから反転
・気に入った点
これは売れるだろなというタイトルで全然売れなかったり、逆に何だこのタイトルと思う様な作品が芥川賞に選ばれたりとカオスな作品でした。
自分が受賞したタイトルがホラー小説の「トイレ下から見るか?横から見るか?」なんですが何故これ売れたんですかね?そもそも打ち上げ花火のパロディだし。
逆に言えばこの世界はパロディ小説でも素晴らしい内容なら芥川賞に選ばれる可能性がある懐が広い小説界隈なのかもしれませんね。
自分も何か小説を書いてみたくなる作品でした。
でもやっぱり自作小説見られるのは恥ずかしい・・・。