ゲーム紹介
当たり前の日々を過ごすことが如何に贅沢な時間だったかは、失って初めて気付く――。
然したる疑問もなく日々を過ごしていた少女は、気が付くと見知らぬ部屋に。腕には手枷。目の前には見知らぬ男。愁いを帯びたこの場所で、彼女が思い出したものは――。(引用)
ふりーむ様
フリーゲーム夢幻様
プレイ時間
約15分
対象年齢
全年齢
キーワード
探索・アドベンチャー・短編・ワンマップ・ノベル
特徴
ドコなんだよ……ココは……
・ももめのさんのアドベンチャーゲーム
・軟禁された部屋から脱出を目指すゲーム
・エンディング数は1つ
感想
・ストーリー
当たり前の日々を淡々と過ごしていた少女はある日拐われ軟禁される。
拐ってきた男は危害は加えないが外にも出さないと発言する。
手枷を付けられた少女はこの部屋から脱出を試みるのだった。
・システム
◯wolf RPGエディターを使ったアドベンチャーゲーム。
◯部屋の特定の場所を調べると話が進む。
◯探索等は無し。ノベルゲームの様に一本道。
・気に入った点
◯短編小説を見ている様な気分になれるゲーム。
◯クリア後のおまけが充実していたのが自分好みで良かった。
ここからネタバレあり
↓ここから反転
・気に入った点
探索ゲームとしては調べる所が少ないですがノベルゲームとして見ると短く完結したいい作品ですね。
誘拐犯の正体が分かってからもう一度見直すのも苦では無い長さなのが良かったです。
誘拐犯こと弟が言っていたポルフィリン症は実在する病気ですね。
急性ポルフィリン症は吐き気や精神異常等、皮膚ポルフィリン症が皮膚の炎症等のかなり重い症状の病気みたいです。
現在治療法は無いそうなので暫くは太陽の下に出られない生活が続きそうですが、家族が理解者になってお世話をしてくれるならいずれ治療法が見つかるまで生きていけるかもしれません。
弟も姉の世話の為に料理を覚えたり、姉が記憶喪失になっても冷静に対応したりと介護士か医者の様な雰囲気がありましたね。
実際少女の生活費がどうなっているのかは気になっていた部分ではあるので次作があれば見てみたいですね。