ゲーム紹介
探索ホラーアドベンチャー(引用)
ふりーむ様
作者様のHP
プレイ時間
約15分
対象年齢
全年齢
キーワード
アドベンチャー・短編・ホラー・微グロ・探索
特徴
・あうぐさんのアドベンチャーゲーム
・家の中を探索するゲーム
・エンディング数は1つ
感想
・ストーリー
姉のエウペと暮らしているイナマ。
彼は目が覚めると謎の場所に居た。
これは夢なのか、それとも。
・システム
◯wolf RPGエディターを使ったアドベンチャーゲーム。
◯アイテムを集めて先に進むシステム。
◯アイテムは装備する事で使用出来る。
◯クリア後におまけ有り。
・気に入った点
◯クリアした後にもう一周プレイしたくなるゲーム。ステージにある全てが伏線かもしれないし意味が無いのかもしれない。
ここからネタバレあり
↓ここから反転
同じ事を繰り返して違う結果を期待する事。
・気に入った点
終わらない夢を見続ける話でしたね。
最後は現実を直視する時だ。になるのかと思いきや最後の最後までイナマは現と夢の狭間の中。
都合の良いハッピーエンドを夢見て繰り返す恐ろしい終わり方でした。現実と絵本はそっくり。
自分がどちらにいるのか分からないまま生きていくのでしょうね。
amaniの意味はスワヒリ語で平和。これからもお姉ちゃんと平和な毎日を送るのかな。
話の流れはイナマ達の両親の間にアルビノのエウペが誕生。
浮気したものと勘違いした父親が出て行く
→母親が娼婦がそれに近い職業で働く。父親が不明のイナマが産まれる
→母親が肺炎に倒れる。金を稼ぐ為子供を売る事に
→母親が奴隷商人か何かに刺されて死亡。エウペは攫われてしまう。イナマは狂気に陥り脳内エウペが失語症という設定に
→喋らない幻覚に今日も話しかけながら毎日を過ごしているって感じですかね。
途中出てきた家の光景は幻覚なのか怪しいですけど一応記憶の中の光景じゃ無いでしょうか。
正直主人公のイナマが狂っているのであの回想も自分の家では無い廃墟で存在しない記憶を見ているのか自分の過去を見直しているのか分からないんですよね。
それが何より怖いんですけど。
多分自分としてはあの家で暮らしていて姉が攫われた後も同じく住み続けていると考えています。
途中部屋の間取りが違うお屋敷が出てきましたがあれは本当に違う家でパンを盗む為に留守番してた子供を殺していた時の記憶じゃ無いかと思ってます。
冒頭で存在しない姉にパンを渡してましたしね。
謎の地下空間もあの場所を通って食料を盗みに行っていた最中に現実と幻覚が曖昧になって来たのがスタート地点ではないでしょうか。
まあ現実世界の母親の枕の中に大量のカセットテープがあったりずっと前に家主が死んでる家に水が流れてたりするのはちょっとおかしいのでそこら辺は幻覚も混じっているのかも。
あの家の中で手に入れたアイテムの殆どが幻覚か記憶の中の物で誰も何も無い家を血塗れのナイフを持った少年が彷徨いているのが真実なのかもしれませんね。