フリーゲーム感想その142 「朱を灯し」
ゲーム紹介
眠っている友人が凍死してしまわないよう、
焚き火をたき続けながら、森の奥を目指すのが目的です。(ゲームオーバーあり、ランダム要素なし)(引用)
ウディフェス様
作者様のHP
プレイ時間
約30分
対象年齢
全年齢
キーワード
アドベンチャー・短編・探索・迷路・感動
特徴
・黒時さんのアドベンチャーゲーム
・焚き火を焚べるゲーム
・エンディング数は1つ
感想
BONFIRE LIT
・ストーリー
目が覚めると焚き火が消えていた。
友達が凍死する前に木をくべなければ。
・システム
◯wolf RPGエディターを使ったアドベンチャーゲーム。
◯火を焚き続けて友人を死なせない様にするシステム。
◯山に落ちている赤い枝を焚べることで焚き火ゲージを回復出来る。
◯焚き火が着いている内は体力が回復し消えると減少。0になるとゲームオーバー。
◯行き止まりには赤い光が設置されており焚き火ゲージを回復出来る。
・気に入った点
◯友人を死なせない様に立ち回るのが中々の難易度。稼ぎ用コースを見つけるまでがポイント。
◯条件を満たす事で手帳が解放。背景が分かってくるのが良かった。
ここからネタバレあり
↓ここから反転
・気に入った点
オマエガリディアダタノカ。
手帳で赤い女性なのは分かりましたがプレイヤーでは無く寝てる方とは。これが叙述トリックですか。
良く考えれば村の外から来た人間が慣れてない雪山に入って真っ暗闇の中歩き回るのは不可能ですね。寒さに耐性があり前が見えない様な状態でも歩き回って頂上まで行けるのはその近くに住んでいる人間ならではです。
エマは一度人に裏切られているから心から人を信じられないんですね。村人の優しさの裏に「騙し討ち」と「裏切り」が潜んでいるかもと馴染む事が出来なかったみたいですがリディアのおかげで何とか分かり合えそうです。
自分から手を伸ばそうとしなければ救えない。大事な事ですね。最後は優しい村人達が助けに来てくれたので一安心。閉じこもり気味な人間を救えるのは優しさなんやなって。
しかし赤い足跡は演出だと分かりますが赤い枝や頂上で灯っている赤い光は一体?てっきり赤い木が生えている森なのかと思ってたら夜明けでは普通の森である事が分かりましたし。
演出なのかライトなのか。もしやリディアは魔女でここは魔法使いの村だったのでは?それなら迫害された余所者にも優しいのも納得。
難易度は初見でもギリギリ全ての文章を解放出来そうなのがバランス取れてて良いと思います。
基本は左下の稼ぎルートで焚き火ゲージを回復して上のゴールに挑む形になりますね。
ゴールまでの正規ルートは枝が落ちて無いので分かりやすいのですが辿り着けなかった後が悲惨。おかげで10分以内クリアがかなり時間が掛かってしまいました。
やっぱり自分は時間制限有るゲームが苦手なんだなと再確認。