ゲーム紹介
とあるアンドロイドの記録を探すお手伝いをするゲームです。
エンディング1種類のノベル要素強め短編ADVです。特に分岐もありません。
色々調べてお話を読み、雰囲気を楽しんでください。
落ち着いた近未来の世界観がお好きな方にどうぞ。(引用)
ふりーむ様
第12回worf RPGエディターコンテスト様
プレイ時間
約30分
対象年齢
全年齢
キーワード
探索・アドベンチャー・短編・近未来・アンドロイド・感動
特徴
・tyapさんのアドベンチャーゲーム
・記憶喪失のアンドロイドをお手伝いするゲーム
・エンディング数は1つ
感想
・ストーリー
郵便屋のアンドロイド、アイリスがロストメールの配達を頼まれた家に行くと人影は無くアンドロイドが放置されていた。
話を聞く為ロゼットを起動した郵便屋だったが本調子じゃ無い様子。
アイリスはロゼットの機能調査を手伝うのだった。
・システム
◯worf RPGエディターを使ったアドベンチャーゲーム。
◯研究所を探索しながらロゼットの記憶の手かがりを探していくシステム。
◯追いかけっこや謎解きは無くきちんと調べればクリア出来るゲーム。
◯クリア後のおまけでゲーム中のイラスト等を見る事ができる。
・気に入った点
◯研究所の資料からこの世界の状況が少しづつ見えてくるのが良かった。ストーリーも未来への希望が見える終わり方で自分好み。
◯アンドロイドの善意と人間の悪意がいい対比になっていた。
◯アーマードコアの企業かお前は。
ここからネタバレあり
↓ここから反転
・気に入った点
ロゼットは博士という親代わりの人間を失ってしまいましたがその代わり自由と友達とやるべき事を手に入れる事が出来ました。
自分は物語の主人公は最初と最後を比べて最も何かが変化した人物だと思っているのでこの作品の主人公はロゼットだと考えてみてました。
博士が生きているか分からなくても望みを掛けて旅立つのは正に主人公のオリジンを見ているようで感動しました。
これから先郵便屋として働きつつ襲い掛かるトゥートル社のアンドロイド達を倒しながら博士の手がかりを探す旅が始まるのだ・・・。
アイリスは裏主人公やヒロインみたいな立ち位置ですね。動けなかった主人公を解放し外の世界への興味を持たせ最終的に一緒に連れて行ってあげる善意の象徴的人物です。
勿論アイリスが人が居ないからという理由で帰ってたりロゼットの手伝いをしなければこの物語が始まらなかったので重要人物ではありますが。
ロゼットと一緒に南の島に行けたらいいと思いました。
博士は一度逃げてしまったけど逃げた先で大切な存在が出来て守る為に戻るという前作主人公みたいな人物だと思いました。
オーリム社の事件は間違い無くトゥートル社が仕掛けた事件なんでしょうがウイルスを流し込むなんて内部からの協力が無いと出来ないので裏切り者がいたのかもしれないですね。死んだ同僚と博士が報われないな。
自分が死んだ後のことも考えて行動出来る辺り生きて帰れると思ってなかったのかも。出来れば生きてロゼットと再開して欲しいですね。
・プレイ中感想
人類とアンドロイドが共存してる世界みたい。アンドロイドのVtuber・・・ネコネコカワイイかな?
人の想いの手伝いとは具体的に何してくれるんだろ。何でも?
データを問題無く移すのは本当に大変ですね。しかしロゼットの記憶はちゃんとコピーされてるんだろうか。
外の天気が表示されてなかったりロゼットが数週間放置されてた辺りこれはKクラスシナリオ後の世界である確率が微レ存。
トゥートル社は1000%オーリム社を買収する為に事故を起こさせてそう。俺は詳しいんだ。
アンドロイドはコピーは得意でも0から産み出すのは人間に負けるのか。まあそうで無いと人間が勝てる要素があまり無いですし。
しかしアイリスの話の中に人間が出てこないな、不気味だ。
2093年になっても迷惑メールの例文は生きてるのか・・・。無駄に息が長い。
そしてエネルギールームで博士が殺されていた事を知るロゼット。やっぱつれえわ・・・。
万が一を考え研究所を停止させるだけでは無く郵便屋にロゼットを再起動してもらう策まで考えてるとはかなり頭がいい人みたいですね。
記憶がない事から最悪の未来を予感するとはロゼットはほぼ人間なのでは?
博士は機関から逃げてきたけど無理矢理戻された挙句消された感じですか。近未来の大企業にロクな奴はいないな。
創造主としての責任と親心でロゼットを強制停止&記憶消去させ最終的に自分が消えたらロゼットだけは自由に生きさせる父親の鑑。ありがとうシイナ博士。
トゥートル社潰すべし、慈悲はない。
そしてロゼットが旅立つエンディング。アイリスにも友達ができて良かった。