フリーゲーム感想その38 「あの日あの夏あの祠」

ゲーム紹介

すぎゆく夏の思い出に（引用）

ふりーむ様

あの日あの夏あの祠：無料ゲーム配信中！ [ふりーむ！]

作者様のHP

ゲーム作品

プレイ時間

約10分

対象年齢

全年齢

キーワード

アドベンチャー・SF・微グロ・ワンマップ

特徴

・鳥籠さんのSF（すこしふしぎ）ゲーム

・仲良し3人と祠に起こった不思議な物語

・エンディング数は1つ

感想

昔はあった　今は・・・

・ストーリー

主人公のボクは怜人と栗子と仲良しで幼い頃から遊んでいた。

それから時は経ち社会人になった主人公に最悪の事態が告げられる。

絶望する主人公が祠に来た時不思議な事が起こるストーリー。

・システム

◯基本一本道のアドベンチャーゲーム。

◯途中で選択肢を選ぶ事で多少話の内容が変わる所もある。

◯１つだけゲームオーバーになる場面があるのでその前の自動セーブでセーブする事をお勧め。

・気に入った点

主人公達3人組が本当に仲良しなのが伝わってくるハートフルストーリーです。

大人になっても互いを助け合える友人は見ていて羨ましくなるほどです。

SF短編小説を見ている気分になれる良作なので興味があるならお勧めします。

ここからネタバレあり

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・気に入った点

誰かに助けられた人間は他の誰かを助けたくなるといい事を再確認させてくれた作品でした。

主人公達は助けてくれたのが幼なじみだと知らないまま1回しか使えない願いを使ったのがこの話の肝ですね。

助けられた記憶や恩返しでは無く自分の意思で助けたいからこそ過去を変える事が出来たんだと思いました。

そして本来なら少しずつ消耗し最後は祠ごと消え去るはずだった神様も主人公達の記憶にだけは残り続ける。

優しさが繋いだ一夏の奇跡の物語でした。

後作者さんの最新作に本作のキャラがサブキャラで登場しているのも嬉しいですね。

本人が違う世界の別人かは不明ですが仲良さそうで何よりです。

・名前

主人公は最後まであだ名か僕のままでしたが本名は何なんでしょう？

レイトとグリコがいるからパイナップルなのかチビと呼ばれてるからチョコなのか。

日本人の名前でパッと思いつく名前が無いので謎のままです。