ゲーム紹介
そのドアを開けるべきか───?(引用)
ふりーむ様
The sound of knocking on the DOOR:無料ゲーム配信中! [ふりーむ!]
RPGアツマール様
The sound of knocking on the DOOR - ゲームアツマール
プレイ時間
約1時間
対象年齢
PG12
キーワード
アドベンチャー・短編・ホラー・マルチエンディング・グロ・感動
特徴
開けろ!デトロイト市警だ!
・井戸端さんのアドベンチャーゲーム
・少年が思いを巡らすゲーム
・エンディング数は3つ
感想
・ストーリー
深夜に病院にやって来た少年。
ナイフを隠し持った彼は果たして何をしにきたのか。
・システム
◯RPGツクールMVを使ったアドベンチャーゲーム。
◯様々な場所を巡り進むシステム。
◯特定の箇所を調べると先に進める様に。
・気に入った点
◯考察し甲斐があるホラーアドベンチャー。主人公の正体や境遇を考えるのが面白かった。
ここからネタバレあり
↓ここから反転
・気に入った点
バージョン1.0でクリアしました。ホラーではありますが信頼というテーマに沿った心の再生を描いたゲームでしたね。一周が短く追いかけっこもやり直せるので気軽にプレイ出来るのが良かったです。
主人公はエンディング毎に立場が違うのかな?バッドエンドの場合いじめっ子と親族とついでにナースを殺害したヤバ殺人鬼、ノーマルエンドだと心を閉ざした子供、トゥルーエンドだと責任に押しつぶされそうな少年と違いがありやすね。ただ共通しているのは他の人からの心のドアを叩く音に耐えられなくなった事ですね。
その結果心を閉ざすか音を鳴らす奴を黙らせるかしてきたみたいだけど。トゥルーだけは夢から醒めた事で理解あるナースさんに会えてよかったよかった。この後主人公が自分の意思で違う道を選ぶのかも知れませんがナースに憧れて小児科の医者になったりする未来もあるかもしれませんね。
しかしあの悪夢は何だったんだ。単なる夢なのかそれとも本当に主人公の過去や経験なのか?医者と手術室とゼンマイは生まれつき医者になる事を押し付けられて無理矢理勉強をやらされた事のトラウマなんでしょうけどお菓子屋は良くわからん。
あんな玩具修理屋みたいなお菓子屋がマジで現実にある訳無いのであれは違う店でいじめっ子に脅され大事な物か万引きで物を取ってきた後体を売る(意味深)したのだと解釈しました。
流石に目玉一つと飴8個はシャークトレード過ぎますしね。後生き餌しか食わない触手の化け物ってなんだよショゴスかよ。そんなモノ飼っちゃ・・・ダメだろ!
最後の部屋は自分の精神世界ですかね。今までの経験で椅子に座ってるのが自分か殺した他人になるのがお洒落。散々酷い目にあって心にATフィールドを貼った主人公がナースに助けて貰うのではなく本心と話し合い自分からノックするのが良い演出ですね。
真夜中に子供がやって来てもしっかりと同じ目線で話をしてあげて心を開く手伝いをしてあげる。小児科って凄い、そう思いました。
・エンディング
BAD ENDは正夢。
ところがどっこい‥‥‥‥夢じゃありません‥‥‥‥! 現実です‥‥‥! これが現実‥!
これで7人目だ。
NORMAL ENDは不信。
可哀想に、虐待された犬の様だ。
そのドアを開ける事はもう無い。
TRUE ENDは療養。
しゃあっ、オネ・ショタ!
本心を打ち明けられる相手がいるなら少年もまた信用出来るようになるかもしれない。