フリーゲーム感想その24 「きになる」

ゲーム紹介

「きっとあなたも、きになってしまう。」

目覚めたあなたは森の中。
先へ進むと、そこには1輪の花が咲いていた…。
心地よいサウンドと鮮やかな緑につつまれる、
3分間のヒーリングホラーアドベンチャー。（引用）

ふりーむ様

きになる：無料ゲーム配信中！ [ふりーむ！]

プレイ時間

約3分
 

対象年齢

全年齢

キーワード

ホラー・アドベンチャー・短編・環境問題

特徴

・psycho02さんのホラーアドベンチャーゲーム

・木が茂る森を歩く物語

・エンディング数は2つ

感想

この木なんの木

・システム

一本道をピクトグラムの主人公が歩いていくシステム。

選択肢や謎解きも無いので純粋にストーリーを考察して楽しめる。

一度クリアするともう一つのエンディングへのヒントが貰えるようになるので二回プレイする事を推奨。

・ストーリー

気がつくと主人公は森の中に立っていた。

歩いてみるとそこには沢山のきになる者達が。

何故主人公はここにいるのか理由を探すストーリー。

・気に入った点

森の中が舞台という事でリアルな自然の音が聞けるのが特徴的です。

鳥の鳴き声や水滴が落ちる音がいいですね。

明確な説明が無いまま終わるのが何があったのか色々な想像が出来て良かったです。

この世界がどうなってるのかとてもきになる作品でした。

ここからネタバレあり

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・ストーリー

二つのエンディングを見る限り何かしらの団体が東京の生き物を木に変身させたという話かなと自分は思ってます。

未来に繋がるとか言ってますが無差別に木に変えてるあたりかなり自分勝手な団体ですね。マナによる慈善財団かな？

作者さんの違う作品では同一人物かは不明ですが似た兄弟が出てくるのでそちらで一緒にいられるなら救いになりますね。

END0はきになった弟の遙を見つけるが主人公も側できになるエンド。

探していた大切な人がとうに人ではなくなっていた悲しい終わりです。

最後に誰かが話しかけてからきになってますがこれは誰なんでしょうか。東京緑化運動推進派の人かな？きになりますね。

END1は真実を知った主人公が弟の隣で木になるエンド。

ニュース番組が現実的なのに内容が異質なのが違う世界感を上手く表現してます。

END0では同じ事しか言わなかった生き物達が実際には痛みを味わいながら変身しているのがえげつないですね。