・気に入った点
やっぱ怖いスねDVは。
人の心を平気で壊す最低最悪の行為と考えられる。
しかもやられた側が他の人間にも同じような事をしてしまうのが悲しいスね。
離婚した夫・・・あなたはクソだ。
探索アドベンチャーとしてはいつも通り安定して面白いですね。
謎解き等が最小限な分背景ストーリーの考察に集中出来るのが良い。
薄汚れた廃墟を探索するゲームが大好きなのでこの方向性でこれからも作ってくれたら個人的には嬉しいです。
この作品のストーリーは子供が死んでしまって狂気に呑まれた母親の話なんですかね。
てっきり自宅を完全閉鎖していたり飢えた子供の為に荒れ果てた自宅を捜索しているのを見てゾンビアポカリプス物だと勘違いした俺に恥ずかしき過去・・・。
よくよく考えると途中まで水や電気が通っているので何か違うなと気づけますね。
無職を越えた無職の夫から離れて誰の手も借りずに我が子を育てようとしたけど育児疲れからか精神が病んでいき我が子が死んだ辺りで狂ってしまったのが本編開始前って感じです。
ピザやら缶詰やら食べさせているみたいでしたがあの地下室に穴はありませんでしたしあのダンボールに入る程小さい死体がそれらを食べられるぐらいの子供だとはあまり思えないのであの泣き声の主は全部母親の脳内の罪悪感が産み出した物なんでしょう。
誰かに助けを求めていればこうはならなかったのかもしれませんが元々自分一人で何とかするのが親だという強迫観念と何もしていなかった夫に対する嫌悪感からその選択肢が選べなかったのでしょうね。
周囲の人間は無理矢理にでも押しかけたのかもしれないけどその結果が更に追い詰められドアを封鎖する形に。
自分が犯した罪と責任感から逃れる事も出来ずただひたすらに生前していた様に子供の世話をし続けて最後はムレイワガレグモの如く自分自身を与えてやっと声が聞こえない静寂の中に消える。
でもそれはあまりに遅すぎる静寂だった。
しかしこの光景を見る事になった警察の人が憐れすぎる。
腕が無い死体とその腕と一緒にダンボールに入った子供の死体を見せられて生涯トラウマになってしまいそうだ。
後チャプターの間に流れているファッキンニュースは本編終了後の話なんですかね。
知らない奴は好き放題言えるなあ。